相模大野中央公園カフェ、窓の外が私のスクリーン

相模大野駅から徒歩数分、相模原中央公園に向かったら、、、青い空、白い雲、緑の木々が頭の中を彩りました。

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モーニングルーティーン

私はカフェが好きです。コーヒーそのものはもちろん、その空間ごと好きなのです。

美容師として、ひとりでサロンに立ち始めて3年経ちました。毎朝、支度をしながら頭のどこかでこんなことを考えています。「今日、電車が止まったら…」「もし私に何かあったら…」。お客様を待たせるわけにはいかない。だから自然と、開店の1時間以上前には相模大野駅のあたりに身を置くようになりました。

その”ちょっと早すぎる時間”を、私はカフェで過ごします。PCを開いて、サロンの事務仕事をこなす。予約の確認、返信、細々とした作業。誰にも頼れない分、自分でやる事が多いのです。でも、それが苦ではないのは、きっとこの空間のおかげです。落ち着いたカフェの中にいると、不思議と頭が整理されていく。慌ただしい1日の前に、自分をゆっくり”起動”できる感覚があります。

久しぶりの来訪

相模大野中央公園のカフェを訪れるのは、オープン直後以来のことでした。あの頃の賑わいはどこへやら、今は地元の方々がひっそりと店内や店外のテラスに、でも確かな温もりをもって集う場所になっていました。そして、たまたま店内の中央の席に座ることができました。そして思わず声が出そうになりました。「窓、デカい!」

これみよがしに、とでも言いたくなるほど、相模大野中央公園の景色が目の前いっぱいに広がっていました。春の朝。風が吹いていて、青い空には白い雲がそよそよと流れていく。緑の木々が風に揺られるたびに、葉っぱがさわさわと揺れている。店の入口に植えられたオリーブが、朝日を受けてキラキラと光っていました。

スマホも、PCも、モニターと向き合うのは時代の流れとして仕方ないこと。それは重々わかっています。でも、この朝だけは、画面の外にある自然な春の景色が、何より美しかったです。

10分間の発見

少し前のこと、20代のお客様がこんな話をしてくれました。

「10分て、長いんですよね」

彼はある時期から、帰宅後にスマホを手に取るのをやめてみたそうです。SNSを開かない。動画も見ない。いわゆるデジタルデトックス。理由はシンプルで、「スマホを見ていると、夜の1〜2時間があっという間に消えていく。それを毎日繰り返していたら、早く老けてしまう気がして」とのこと。

最初は手持ち無沙汰で、時計ばかり気になっていたそうです。でも少しずつ慣れてくると、スマホのない10分がとても長く感じられることに気づきましたとのこと。その”長さ”の中に、考える余白が生まれ。気づけば、時間を大切にしたくなっていたと話してくれました。

そんな話をふと思い出して、私は今、深く頷いていました。なぜなら、毎朝カフェの窓の外を眺めながら感じていることと、どこか似ているような気がしましたから。

画面の外の豊かさ

ひとりでサロンを運営していると、孤独に感じる瞬間もあります。でも不思議と、それが苦にならないのは、こうして”自分と向き合う時間”を日常の中にちゃんと持てているからかもしれません。

誰かに指示されるわけでも、急かされるわけでもない朝のカフェ時間。窓の外の空を眺めながらコーヒーを飲む、その静かな時間が、1日のエンジンをかけてくれる。時間外デジタルの仕事をしながらも、美容師はオフライン。そのバランスが、私にはちょうどいいようです。

「美容師としてのオフラインが好きなんだなぁ」と心の中で呟きながら、この文章を書いていました。

そして何を隠そう、あの20代のお客様がこんな話をしてくれたのも、meet hairでの2時間半のうちのこと。そんなさなか彼のスマホはサロンのロッカーの中に、ずっと眠っていたのです。

いつも素敵な時間をありがとうございます。

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