『本当は、すごくドライヤーって難しいんです!』

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成城学園前の美容室

私は現在、人生の折り返しを越えた世代です。本当はアラフィフです、ここだけの話笑
専門学校卒業後、最初に入社したのは成城学園前の美容室。当時の小田急線・成城学園前駅はまだ高架ではなく、今とは少し違う景色でした。

その街で「知らない人はいない」と言われるほどの有名サロンに入社。華やかに聞こえますが、実際はとても厳しい世界でした。特にドライヤー。

「たかが乾かすだけ?」と思いますよね。

ところが、その“乾かす”にどれだけの意味が詰まっているか。入社してから、私は思い知ることになります。

完全に乾かして下さい(ツヤを残して下さい)

アシスタントになりたての頃。先輩から言われた目標は「15分でドライ」。濡らしたウイッグを15分間ひたすら乾かします。

「濡れてるよ」

さらに10分。

「乾きすぎ。パサパサ」

やり直し。

30分かけて乾かせば、今度は「時間オーバー」。

濡らして、また最初から。

この繰り返しです。ウイッグを“ちゃんと乾かせる”ようになるまで半年。ブラシを使って思い通りに形を作れるまで、さらに一年近く。

乾かすだけで?と思われるかもしれません。

でも違うのです。

濡れていないこと。乾きすぎていないこと。根元が立ち上がり、毛先にツヤが残っていること。

その絶妙なバランスは、感覚と経験の積み重ねでしか身につきません。

美容師が何気なくやっているように見えるドライヤーは、実は長い年月の結晶なのです。

今のドライ、ドライヤーとは?

あなたは朝、鏡の前でうまくいかない・・・

寝癖なのか、生え癖なのか。うねり、広がり、引っかかり。

時間がないのに思い通りにならない。

「私が不器用なんだ」

なんてそう思っていませんか?

でも安心してください。ほとんどの方が同じ悩みを抱えています。

実は、“くせ毛”だと思っているものの中に、“乾かしくせ”が紛れていることがとても多いのです。

髪は濡れている状態から乾く過程で形が決まります。

根元の方向。指の入れ方。風の当て方。温度の使い分け。

ここが整うと、アイロンを使わなくても落ち着く髪はたくさんあります。

ストレートにする前に、まずは乾かし方を整える。

これは、年齢を重ねた髪ほど大切なこと。

水分量やハリコシが変化していくからこそ、乾かし方の差がそのまま“品”として現れます。

15分という未来への投資

忙しい毎日。15分は長いですよね。

でも、最初だけで大丈夫です。

正しい乾かし方が身につけば、10分で整うようになります。

髪は、かけた時間を裏切りません。

ツヤは高価なトリートメントだけで生まれるものではありません。

実は“乾かし方”が8割と言っても大げさではないのです。

大人のヘアスタイルは、デザインよりも質感が印象を左右します。

落ち着き、清潔感、柔らかさ。

その土台は、毎日のドライヤー。

もし今、思うようにまとまらないなら、一度ご相談ください。

あなたの髪質に合った乾かし方をお伝えします。

昔、何度も濡らされ続けたあのウイッグの時間は、今こうして目の前のお客様の朝を楽にするためにあります。

たかがドライヤー。

でも、されどドライヤー。

《15分時間を作ってドライヤーしましょう!》

あなたの未来の美髪のために。

そして、鏡の前で少しだけ気分がアガる毎日のために。

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