このご質問、初回ご来店からサロンに慣れてくる”半年〜1年”で時折いただくお言葉です。
そして同時に、とても勇気のいる一言だとも感じています。
髪型を「お任せする」という行為は、単にデザインを委ねるだけでなく、時間や気持ち、そして自分自身を預ける感覚に近いものがありますよね。
結論からお伝えすると、私は自信を持ってヘアスタイル(特にショートカット)をお任せいただいて大丈夫です。
現在、担当させていただいているお客様の約8割はショート・ボブのお客様。
美容師歴も25年以上になりますので、技術的な部分はもちろん、年齢やライフスタイル、髪質の変化を踏まえたご提案ができます。
40代以降になると、髪の悩みは「量」や「白髪」だけでなく、「似合うかどうか」「無理していないか」という感覚的な部分がとても大きくなってきます。そのあたりも含めて、ご安心いただけたらと思います。
こだわりは「最初のカウンセリング」

「お任せ」とはいえ、いきなりハサミを入れることはありません。
私が一番大切にしているのは、最初のカウンセリングです。
特にショートをご希望される方は、「何となく短くしたい」「雰囲気を変えたい」という気持ちはあっても、明確な完成形を言葉にするのは難しいものです。
そこで、いくつか画像を見比べていただきながら、「好き」「これはちょっと苦手」といった感覚を一緒に整理していきます。
実はこの作業がとても重要で、お客様自身が気づいていない“好みの軸”が見えてくる瞬間でもあります。その軸を共有できて初めて、「お任せ」が成立すると考えています。
人に委ねるという幸せ

何度か担当させていただくようになると、こんな質問をいただくことが増えてきます。
「私にはどんな感じが似合いますか?」
「何かおすすめありますか?」
「最近はどんな雰囲気が多いですか?」
これは、技術以上に信頼関係が育ってきたサインだと感じています。
その際は、私なりの考えをきちんとお伝えしたうえで、新しいヘアスタイルをご提案することもあります。時には、お客様ご自身の中にはなかった髪型をおすすめすることもあります。
「自分では絶対選ばなかったけど、新鮮で良いですね」
そんな言葉をいただく瞬間は、美容師として何より嬉しい時間です。
私に起こる、小さくて大きな変化

これまで私は、カウンセリングを何より重視してきました。
そしてショートスタイルをご提案する中で、皆さんに共通して起こる変化があります。
それは、人から褒められるようになること。
実は、髪型の印象を大きく左右するのは「正面」よりも、横顔や後ろ姿のシルエットです。
ご本人が気づかないうちに、周りの人はその角度を一番見ています。だからこそ私は、「周りから見て素敵に見える」ことを強く意識して仕上げています。
また、同じ髪型を気に入って続けていたとしても、時代の空気は少しずつ変わっていきます。
大きく変えなくても、セクションごと長さや質感、バランスを微調整することで、今の時代に自然と馴染むスタイルへ常にアップデートすることを意識しています。
「気づいたら、今っぽい髪型に変わっていた」
そんな感覚が周りにも気づいていただけるよう、これから自信を持ってご提案していきます。
ヘアスタイルをお任せいただくこと、少し勇気がいります。
でもその先には、お客様ご自身では選ばなかった“しっくりくる自分”に出会える楽しさあります!
よろしければ、その一歩をお手伝いさせてくださいね。
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